ボリビアの歴史先史時代
ボリビアの考古学的研究はほとんどなされておらず、紀元前1500年ごろにチチカカ湖南東岸に出現したチリパ文化以前の詳しい歴史についてはわかっていない。しかし周辺国の考古学調査や一部遺跡から出土した尖頭器などから、ヴュルム氷期の末には既に人類がなんらかの形でチチカカ湖周辺に定着していたであろうと考えられている。
紀元前200年に入るとチチカカ湖東岸のティワナク遺跡を中心としたティワナク文化が出現する。この文化は1150年ごろまで続いたと見られ、特に?期と呼ばれる300年から500年にかけては大型祭祀建造物が出現するなど大きな発展を見せた。ティワナクの地は高度4000メートルという高地にあったことから温暖な東部のコチャバンバや鉱物資源の豊富な南部のアタカマ砂漠方面へと拡大を見せ、周辺地域に大きな影響を与えた。こうした影響は太陽の門やポンセの石像に見られるトゥヌパや鳥人といった文様がワリ文化などへ波及していることからもうかがえる。ただし、こうした進出が直接的支配のもとに行われたものなのか、交易等を含めた間接的な接触であったのかについては結論が出ていない。
15世紀後半にはいるとケチュア族がおこしたインカ帝国による征服がはじまり、ボリビアの地はコリャ・スウユの一部に組み込まれた。帝国の一領土となったことから現在の公用語のひとつとなっているケチュア語が普及し、高度な都市文明が栄えた。この時期の遺跡からは極めて高度な技術水準の建造物や遺物が発見されている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
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